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第18課 現在の子供
テレビの功罪
ここ十年来、テレビの普及率は高まる一方で、現在では約三千三百万台という膨大な数に達したという。一方、トランジスターラジオが実用化されてから、ラジオの数も増え続け、ながら族という人種さえ現れた。中には、ラジオを聞き、テレビを見ながら宿題をするような子供もいるという。
テレビ、ラジオのこのような普及ぶりから当然予想されるように、子供たちはマスコミから非常に大きな影響を受けている。例えば、先日の新聞によると。小学校の三年生が同級生をナイフで刺して、重傷を負わせた。「テレビを真似た」のだそうだ。しかし、テレビ番組のすべてが悪いとは一概に言えない。オリンピックの中継は、当時までほとんど知られていなかったいくつかの運動競技の楽しさを、どれほど多くの人々に紹介したことだろう。あるいはまた、われわれは、いながらにして世界のさまざまな生活を見ることができ、その事が、世界中の人々がお互いに理解し合うのに大きな力となっている。
ある人々は、前のような例をもとにしてテレビは良くないと言い、他の人々は後のような例をもとにしてテレビは良いと言う。しかし、ここでよく考えてみなければならないことは、テレビもラジオも結局一つの道具にすぎないということである。われわれは、こ
の道具の巧みな御者とならなければならない。
「やりっぱなし」の息子へ
開けっぱなし、やりっぱなし、「ぱなし、ぱなし」に一日中追いかけられたあげく、たまに「閉めて行ってね、片付けといてね」と大声をあげると、そのたびに、「はい、はい」と実にいい返事をしておきながら、閉めたはずのふすまが三寸ほど開いていたり、片付けたはずの物が右から左へ移動しただけだったり。それでさらに注意すると、「今ちょっとね、後でね」とまたいい返事。ところが、その「後でね」が一時間後なのやら、一日後なのやら、一向に分からない。「おやすみなさい」とごきげんで引き上げた後の机の上の有様といったらない。
自分で困れば悟るだろうと、一切注意も手伝いもしないことにしてから、三日目になると、机の上は漫画本、おもちゃ、野球のボールにそろばんと、雑多な物でいっぱい。朝になると「あれがない、これがない」と、時計を見い見い机の上の山をひっくり返して必要な物をかばんに詰め込み、溢れて落ちたいいろいろの品をヒョイ、ヒョイとまたいでさっと飛び出して行く。
ある朝、六畳の部屋がプーンといいにおいがする。「おや」と思って見回すと。たんすの小引出しが開けっぱなしになっている。子供の学校では、ときどきハンカチ、ちり紙、つめの検査がある。自分のハンカチは使い果たして、そこで母親の外出用を無断で借用する
ことになったのだろうが、香水のにおうハンカチをまじめな顔をして、ズボンのボケットから取り出す生徒に先生は一体どんな顔をなさっただろう。息子よ、お父さんのやりっぱなしに男とはこんなものかしらとあきれ、やがて締めたお母さんだけど、君はまだ小学校の四年生、今から奮起して整理、整頓に心がけてはくれまいか。
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