日语小故事

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昔、昔。ある 山の 中に お爺さんと 若い 息子が、住んでいました。若い 息子は、町へ 働きに 行ってみたいんです。若い 息子は、お爺さんを残して、山を越えて 町へ 働きに 行ってしまいました。後には、お爺さんだけが、たった一人で残されました。ある晩、誰かが入り口の戸を叩きました。その大入道には、大きな、太い尻尾が、付いていました。よく見るとその大きな、太い尻尾は、狸の尻尾でした。お爺さんは御握りを作って、大入道に差し出しました。大入道はパクパク食べました。大入道は大きな尻尾を振り振り、嬉しそうに御握りを食べました。 御馳走様 そう言うと 狸の化けた大入道は帰ってしまいました。夏が来ました。熱い 晩の ことでした。入り口の戸も叩きました。蛇でした。それは、狸の化けた蛇だったのです。お爺さんは棒で打ちのめしてやろうか。お祖父さんは、お貸し意のを我慢して、多いそぎでお握りを 作って、蛇に指しだしました。お握りを 食べ終った、帰っていきました。秋になりました。山へ来る人もいませんでした。ばんの ことでした。そうおもった、入り口の 戸を あけました。狸の化けた鬼でした。お握りを御馳走になっているんだから。冬が来ました。遠い町へ、働きに行っていた、お爺さんの息子でした。嫁さんになる人は優しいだ。一緒に 町へ 行って、皆で 暮らそうよ。お爺


さんは、息子に 狸のことを 話しました。後にはもう、誰もいなくなった小さなうちだけが、ぽつんと残されました。狸は、寂しくなってしまったのです。優しい お爺さんの事を思い出したのです。

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