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友達の定義
みなさん、こんにちは。私のスピーチのテーマは、「友達の定義」です。 「これからも友達だよ。」という言葉は、今でも耳に響いています。でも、彼女の笑顔はもう見えなくなりました。 あれは小学校三年の入学式でした。うちのクラスの担任先生が転入生のことについて紹介していたころ、遅刻していた私が教室に入りました。「あなた、また遅刻した。今度遅刻したら、処分するわよ。」という先生の皮肉な声が耳に流れ込んできました。私は頭も上がらずに席に座りました。すると、隣の空いていたはずの席に知らない女の子が座っていました。「はじめまして、今日来たばかりで、王と申します。よろしくね。」そういった後で、私に微笑んでいました。「はじめまして、王です。よろしく。」マナーでありふれた話です。まあ、転入生だろうがなんだろうが、私とは関係ない。すぐ飽きるに違いない。そのとき、自分はただそう思っていました。「ねえ、王さん、友達になろう。」私はその言葉を聞いて、びっくりしました。「やっぱり止めたほうがいいよ。」「約束するから、これからはいい友達で、ずっと分かれないって。」「～いいよ。」こうして、私は彼女と友達になりました。初めてでした。ほかの人と友達になるのは。
あの朝から、私たちはずっと一緒でした。ただ、彼女はクラスメートたちと笑い話をしたりしたとき、わたしはいつも彼女の隣で黙って立っていました。彼女は成績が優秀で、先生方々によく褒められました。そして、彼女のおかげで、私の勉強もよくなってきました。彼女のこと、本当に感謝していました。 二年間が経っていて、新学期が始まったときはもう五年生になりました。 空が曇っていて、雨が降りそうでした。教室に着いたとき、もう授業時間でした。でも、教室に変な雰囲気が満ちていました。「速く席に戻りなさい。皆さんに特にあなたに大切なことを話す。」先生の言ったとおりに席に戻りました。「このことは王さんに言ってほしい。さあ。」こうして、彼女は話し始めました。「みんな、この学期から、私はほかの学校で勉強を始めるの。父の仕事の関係で、私たちはほかの都市に引越ししなきゃいけないの。皆さんと過してきた日々全部、本当に楽しかった。皆さんに感謝している。本当にお世話になりました。今日一日が最後です。本当にありがとう、みんな。」彼女は微笑んでこんな話を終えて、私の隣に戻りました。「ごめんね、本当はあなたと一緒に卒業したい。」「本当に行かなきゃ行けないの？」「うん、でも、友達だから。どんなに離れても、友達で変わらないよ。」「ねえ、友達って、何？今でもわからないよ。」私はこうして、彼女に問いかけました。 彼女はちょっとぼっとして、こう答えました。「友達とはね、共に立つという意味なんだ。二人は共に立てば、お互いに助け合うことになる。誰かが倒れても、傷ついたとしても、もう一人はあの人の隣に立っている。つまり、これが友達の定義なんだ。たとえ私があなたの傍にいないとしても、全力であなたを助けに行くから。だって、友達だから。」彼女はそういって、笑っていました。「これからも友達だよ。」 私の記憶に深く刻まれたのは、彼女の笑顔と声だけでした。彼女が教えてくれた友達の定義のおかげで、今の私は友達がいっぱい出来てきました。そして、自分だけの世界から歩き出して、新しい扉を開きました。本当にありがとう、私の初めての友達。
ご清聴、ありがとうございました。
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2023-01-16
