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自称と真性の間に。イケメン、その知られざる奥義
文 丸山タケシ 2014年3月14日
「はい、というわけで、イケメンです」。鏡で眉を整えて
るそこのアナタ! これ、言えますか?
猫も杓子(しゃくし)も「イケメン」を名乗るようになって久しい。「○○王子」と呼ばれる人々も、カテゴリーとしてはイケメンに分類されると察するが、そのレベルは大変低いように感じるのである。
たとえば男の顔面の美醜にABCでランク付けをするとしたら、「B+」くらいでも手軽にイケメンを名乗ることが許されるレベルの低さである。著しくハードルが下がっておるゆえ、B+の人々はちょっと褒められると謙遜しながらも、「俺って案外、イケメンかもな」と誤解してしまう。
他人に言われたからそんな気になる、というのは、例えば、日常生活の半径500メートル以内にいるごくごく身近な誰かに「お若いですね」と褒められて、「えーっ、そんなことありませんよ」と遜(へりくだ)りつつ、(俺は若い)と一人悦に入るようなものである。
これも大きな誤解で、実際には若くはないのだから、「周囲に比べると」「年齢にしては」という前置きがあることを忘れてはならない。本当に年若い人に「若いね」とは改めて言わないものだし(嫌味で言うことはあるかもしれないが)、もし言ったとしても「そうですけど何か?」と答えるのではなかろうか。「そんなことは……」と否定を口にした時点で、すでに若くはないのである。
「イケメンですね」も同じで、他人に言われたからそんな気がしてきた、というレベルの話ではない。かくしてB+の人々に断言しておきたいのは、「あなたはイケメンではありませんよ」ということだ。よく男子トイレの鏡で己の顔面を矯(た)めつ眇(すが)めつ眺めては、髪型や眉毛を整える輩を見かけるが(そしてボクは、そうした男どもがとて
も嫌いだが)、その手の男子はほぼ100パーセントの割合でB+である。時折、Bが混ざっている時などは、「おのれBが誤解しおって」と往復ビンタで目を覚ましてやりたい気分になるのである。
ではホンモノのイケメンとは? ということになるのだが、女性チャンネル♪LaLaTVにおいて、『美男料理~イケメンCooking』というテレビ史上かつてない不遜なタイトルの料理番組を放送しているのをご存じか。 イケメン料理研究家の寺田真二郎が、イケメン俳優の城田優に料理を教えるという内容で、番組ホームページによれば「全女性たち待望の料理番組」ということらしいのだ。で、さっそく番組を見てみると、「イケメン」をテーマにトークを展開しつつ片手間で料理を作り、その合間に二人のセクシーショットがバンバン流れるという不謹慎極まりない内容なのである。さらには「美男(イケメン)味見」なるコーナーがあり、テレビカメラに向かって潤んだ瞳で「(君に)伝えたいことがあるんだ」などとキメ顔で迫りくる。もはや料理番組である必要性さえ感じないが、そんな二人がある放送日の番組冒頭、料理を始める前に言い切ったのである。「はい。というわけで、イケメンです」。ボクは「あ~なるほど」とうな垂れ、そして深くうなずくのだった。
「イケメンですか?」と問われて「イケメンです」とキッパリ言い切れて初めてイケメンである。「太ってるんですよぉ」とか「頭悪いんです」とか「運動が苦手で」とか、そんなネガティブな個性と同じように「イケメンです」なわけである。それはもう生まれ持った性であり、他人の評価で変わることのない揺るぎないものなのだ。
※稀に、間違いなくブサイクでありながら「イケメンです」と言い切る人もいるが、それは笑いのネタであり、また別のお話です。
「美男料理」で真のイケメンを見て、B+の人々にはぜひ、男子トイレの鏡を占領するのをやめてもらいたいと心から願うのである。そんなに鏡見たってイケメンにもならんし、ジャマだわ不快だわ……ブツクサブツクサ。
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